【12月末まで】婦人カシミアオーダーコート秋のお仕立て会 in 伝七邸

御幸毛織と伝七ステーションによるコラボレーション企画

12月末までの期間中、伝七邸大広間にて、御幸毛織株式会社と伝七邸の情報発信部門である伝七ステーションとのコラボレーション企画「婦人カシミアオーダーコート秋のお仕立て会 in 伝七邸」（要予約）を開催いたします。

世界的にも最高品質を誇る服地メーカー、東洋紡グループの御幸毛織株式会社は四日市市に工場を持ち、現在はオーダーのスーツやコートなど服地製造にとどまらず、採寸から細やかなディテール選び、縫製までを一気通貫で行い、お客様に寄り添うサービスとともに上質な価値を提供しています。

一方、伝七邸は当時東洋一の紡績会社であった東洋紡を設立した第十世伊藤伝七翁が四日市市に創建した邸で、建設された当時から現在に至るまで人々が交流する迎賓館として多くの方に愛されています。

伊藤伝七が遺した縁が織りなす今回のコラボレーション企画。四日市が世界に誇るワンランク上の価値を、皆さまにお届けいたします。

特別価格で初めての方でも気軽に御幸毛織のオーダー体験が可能

本イベントは事前の予約が必要ですが、当日は御幸毛織の専門スタッフが担当し、オーダーが初めての方でも安心してご注文頂けます。

期間中、伝七邸にはサンプルとしてディスプレイやサイズ見本も展示しており、実際の生地感やコートまとった際に感じる包み込まれるような優しさや立体感を事前に体験できます。

紳士オーダースーツお仕立て会も同時開催。冬に向けた一着をご夫婦そろって、春から就職するお子様やお孫様に向けてといったご要望にもお応え可能です。また。お食事でお越しになられた際にもご予約が可能です。

さらに今回のイベントではコラボレーションによる特別価格が実現。伝七邸からもオーダー金額に応じた食事券をプレゼントしています。

ぜひミユキブランドのオーダーコート、オーダースーツを身にまとって、伝七邸で晴れの日をお迎えしてみてください。

最高の品質を作り込むというミユキイズムは、実は良質な水に支えられている

鈴鹿山麓の伏流水に恵まれた四日市市に御幸毛織の製品工場があります。「最高の品質を作り込む」というミユキイズムは、良質な水に支えられて加工の一つ一つに手間暇をかけて作られています。ここでミユキイズムの一端をご紹介していきましょう。

服地は一色ではなく、複数の色を混ぜることによって複雑で深みのある色合いを作ります。例えばあるグレーの色を出すために7色の違った色を混ぜることによって、白と黒の濃淡だけではないやや緑がかった深みのある風合いを目指すことも。

特に色の深みに気づかされるのは礼服です。単調さのない深みのある黒は、他の列席者と並んだときに違いを実感できるとのこと。素材そのものの良さがさまざまなシーンに違いをもたらすことがよくわかるエピソードです。

また、洗絨（せんじゅう）とは毛織物の仕上げ工程の一つで、毛織物の製織中の付着物や紡績中の油などを除去して製織中に生じたひずみをなくす作業。きれいな鈴鹿山麓の伏流水は汚れの落ちがいいこともさることながら、最終的な風合いにも違いをもたらすそうです。使用する石鹸も天然のものを使用し、手間暇をかけながら素材の持つ油分を落としすぎず、良い意味でぬめりのある光沢感に仕上げます。

先達たちが大切にしてきたモノづくりへのこだわりを受け継ぎ、ゆっくり丁寧に、ひたむきにひとつひとつの工程を大切に作ることが御幸毛織の品質とブランドを支えています。一方で最新設備も導入しながら、常に進化し続けていることもミユキイズムのひとつといえるでしょう。

さらにメンズスーツの縫製を行うミユキソーイングは、IACDE（国際衣服デザイナー・エグゼクティブ協会）よりイージーオーダー部門の国内優秀縫製工場として最高評価の3つ星に認定されました。生地の国内最高品質といえるミユキブランドは、縫製分野においてもその価値をリードし続けています。