伊勢志摩国立公園の玄関口 -鳥羽ビジターセンター(鳥羽市)

鳥羽ビジターセンターは、地元の方々をはじめ、県内外から訪れる多くの方にむけて、伊勢志摩の案内や情報発信を行っています。「伊勢志摩国立公園」の玄関口として開設され、国立公園を活用したイベントを開催するなど、魅力ある伊勢志摩を知ることができる拠点の一つです。

伊勢志摩国立公園は、鳥羽市と志摩市の全域、伊勢市と南伊勢町の一部を含む6万ヘクタールの広大なエリア。伊勢神宮を含むとともに、住宅など民有地の割合が96%以上と高く、美しい景観に加え、地域の生活や歴史文化など、人と自然の関わりを感じさせてくれます。伊勢志摩国立公園が指定を受けたのは1946年。戦後、国の保護から離れて、独立した運営を求められた伊勢神宮が、伝統文化を後世に残すため指定に至ったといわれています。

センター事務局長である滋野峻さんは、高度経済成長期のなか鳥羽水族館の営業職を務めた経緯を持ち、仕事を通じて伊勢志摩の観光としての価値を、関東をはじめ全国に訴求してきました。そんな当時を、「目的だけを追い求めてきた」、「1分1秒でも早くセールス先に着きたいと思っていた」と振り返ります。現在、エコツアーをはじめ、書籍編纂として写真撮影など地域を歩く中で、景色の見方が変わったといいます。エコツアーを通じて「人生の新しい歩き方ができてくる、そういったことを伝えていきたい」と笑顔を輝かせていました。

[配信日]2022年02月16日
[企業名]伊勢志摩国立公園協会
[出演]事務局長 滋野峻 他

基本情報
住所〒517-0011 三重県鳥羽市鳥羽1丁目2383−51 鳥羽マリンターミナル 1階
電話番号0599-25-2358
公式サイトhttps://www.ise-shima.or.jp/tvc/

※情報は取材時のものであり、変更の場合があります。

動画リンク先
YouTubehttps://youtu.be/t40JObhEBPc